施設紹介
なかうみ交響楽団
第17回演奏会
公演
開催日
2024年10月6日(日)
時間
開場:14:00            
開演:14:30            



会 場
大ホール
料 金
一般前売:2,000円

■チケット販売:8月1日(木)10:00~販売予定

※全席自由
※未就学児入場不可
※高校生以下無料(要整理券)
※当日券は一般の500円増し
内 容

なかうみ交響楽団
第17回演奏会

コンサートについて…

今回の演奏会では、ロマン派の名曲をお届けします。
1曲目はウェーバーの歌劇「魔弾の射手」序曲ですが、日本では明治唱歌の「秋の夜半(よわ)」として知られています。
ショパンの代表曲であるピアノ協奏曲第1番は、松江市出身の原 沙綾さんがソリストを務めます。原さんは2021年のショパンコンクールにも出場した実力の持ち主で、現在、ポーランドで研鑽を積む若手ピニストです。本場で勉強したショパンの演奏が楽しみです。
メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」はアマチュアオーケストラにとっては難曲で、地方ではあまり聴く機会がありません。スコットランドの情景を彷彿とさせる名曲です。
1,800年代前半に作曲された、正統派のクラシック音楽をお楽しみください。

なかうみ交響楽団 角 久夫氏より

■出演者
指揮者 / 水間 満
島根県出雲市出身。島根県立出雲高等学校を経て、京都市立芸術大学音楽学部クラリネット専修を卒業。
クラリネットを朝比奈千足、故村瀬二郎、村井祐児の各氏に師事。
大学在学中に神戸フィルハーモニックの団員となるが、大学卒業後、島根に帰り、中学校の教員となる。その後、島根県吹奏楽連盟理事長、島根県音楽教育連盟会長等を歴任する。
現在、島根大学教育学部非常勤講師、雲南市加茂文化ホール「ラメール・マスターズ・プロジェクト」講師、並びに「島根第九をうたう会」オーケストラ指導部長。また「なかうみ交響楽団」の指揮者として、一昨年度までに、「ベートーヴェンの交響曲連続演奏会」において全交響曲(9曲)の連続指揮を達成した。平成26年度「島根県文化奨励賞(個人の部)」受賞。

ピアノ独奏 / 原 沙綾
島根県松江市出身。4歳よりピアノを始める。
2021年第18回ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド・ワルシャワ)出場。ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会においてC級ベスト賞、G級入選。第27回JPTAピアノ・オーディションB部門優秀賞、全国優勝者演奏会に出演。福山音楽コンクール第1位。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール第3位(1位なし)。2012~2014年ヤマハマスタークラス在籍、コンサートVIVACEに出演。ヤマハJOCシティ・コンサートin三原、ヤマハJOCハイライト・コンサートin岡山、渋谷オーチャードホールにてヤマハ・ガラ・コンサートに出演。2015年・2022年の「県民手づくりコンサートin島根」に第1部ソリストとして出演。2022年4月境港シンフォニーガーデン(境港市文化ホール)にてリサイタルを開催。
島根大学教育学部附属小学校、中学校(現・島根大学教育学部附属義務教育学校)卒業。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。卒業時に同声会賞受賞。新人演奏会に出演。現在、同大学院音楽研究科修士課程に在籍。昨年10月からポーランド・ビドゴシチ音楽大学に留学中。
これまでに田淵典子、川上義枝、高石香、西川秀人、伊藤恵の各氏に師事。

演奏 / なかうみ交響楽団
なかうみ交響楽団は2004年11月に島根県・鳥取県・岡山県の広範な地域から集まった熱心な音楽愛好者で組織したアマチュアオーケストラです。
演奏者と観客との「感動の共有」を合言葉に、山陰との繋がりの深いソリストとの共演や名曲といわれている交響曲の演奏を軸に、本格的なクラシック音楽の普及に取り組んでいます。
2017年からは、活動拠点を島根県民会館から新たに新設された安来市総合文化ホール アルテピアに移し、小さな地方都市でもキラリと光る演奏を目指して地域に根付いた活動を続けています。
2019年から2022年にかけてベートーヴェンの生誕250年を記念して、アマチュアオーケストラでは全国的にも珍しいベートーヴェン交響曲全曲演奏(ベートーヴェン・チクルス)を達成しました。
2023年3月にはこうした活動が評価され「島根県文化奨励賞」を受賞しました。

■曲目&解説 曲目解説:水間 満
♪歌劇「魔弾の射手」序曲 / ウェーバー
 ヨーロッパの民話に基づく作品です。ボヘミアの深い森が舞台となって、若い猟師マックスと
 その恋人アガーテ、悪友のカスパールや悪魔サミュエルなどが登場します。マックスが手に
 入れた7発の魔法の弾丸はいったいどうなるのでしょう…?ところで、序奏部のホルン四重奏
 は、日本では「秋の夜半」という題名で有名です。

♪ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11 / ショパン
 ショパンは、その生涯において2曲のピアノ協奏曲を作曲しました。彼が19歳の時には
 「第2番」を、そしてその翌年には「第1番」を書いてしまうのですから、その天才ぶりには
 誠に驚かされます。

♪交響曲第3番 イ短調 作品56「スコットランド」 / メンデルスゾーン
 メンデルスゾーンは、20歳の頃にスコットランドに旅をして、そこで見た風景に強い霊感を
 受けました。今は廃墟となり、朽ち果ててしまった礼拝堂を明るく照らし出す夕陽…。
 その光景が、この交響曲の始まりとなっています。この作品は、彼が作曲した5つの交響曲の
 うちの「第3番」となっていますが、実際には作曲をするのに一番時間がかかり、結局最後に
 完成しました。



■プレイガイド
【安来市内】
安来市総合文化ホール アルテピア、安来市観光交流プラザ(安来駅構内)、
島田萬年堂、カメラのハマダ
【米子市内】
米子市公会堂、米子市文化ホール、米子コンベンションセンター、らぱん、
アルテプラザ(米子駅前ショッピングセンター4F)
【松江市内】
島根県民会館チケットコーナー、プラバホール、タカキ楽器店
問い合わせ先
角 TEL 090-8605-1615
安来市総合文化ホール アルテピア TEL 0854-21-0101
主 催
【主催】なかうみ交響楽団
【共催】安来市総合文化ホール アルテピア